10年後の地球温暖化について
海面上昇の可能
性
地球温暖化が進むと、南極や北極の氷が溶けます。
そうなると、当たり前ですが海面が上昇します。
恐ろしいことに、専門家たちは特に日本周辺の海面が上昇する可能性を指摘しており、もしそれが事実となれば、浸水被害が各地で生じるでしょう。
国連のIPCC=気候変動に関する政府間パネルは、今のまま、何の対策もない状態で地球温暖化が進んでしまうと、2100年頃には海面が82センチほど上昇している可能性があると指摘しています。
つまり、ざっと10年間で8センチ、海面が上昇するということです。
台風が勢力を増す
海面が上昇した状態で台風が来たとしましょう。
低下した気圧が上昇した海面を吸い上げ、風によって吹き寄せられることにより、高波と高潮を発生させるでしょう。
また、海沿いにある工業地帯では深刻な浸水被害が発生し、日本の工業に大きな影響もたらす可能性があります。
さらに台風の数が増え、日本全域に大きな被害をもたらします。
勢いのある台風が何度も日本に上陸すれば、浸水被害のみならず様々な被害が発生し、それは農業や漁業にも影響を与えます。
農作物への影響
気温が上がることにより、様々な農作物への影響が出ています。
例えば、強い日差しは浴びることによりきれいな農作物が育たなくなってしまったり、暑さのために害虫が増殖し、農作物が食べられてしまうという被害もあります。
日本の市場では、見た目の良くない農作物は売れませんよね。
農家の人たちはこのような問題に対し、温室やネットを使ったりと工夫をしていますが、同時に害虫がつかないような遺伝子組み換えの農作物が作り出されたりなど、人間の健康を危ぶむような発展も見られます。
私たちは様々な工夫をしながら、地球温暖化を食い止めていかなければいけません。
まとめ
〇 海面上昇の可能性
〇 台風が勢力を増す
〇 農作物への影響
いかがでしょうか。
地球温暖化が10年後にもたらす被害という点から考えると、地球温暖化は深刻な問題であるということがわかりますね。
今現在も様々な被害が報告されています。
私たちは、地球温暖化を食い止めるために工夫をしていかなければいけません。
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